読者さん自動トイレって便利そう。でも高額だし、買って後悔しないかな…。



その気持ち、よく分かります。私も4年前、購入ボタンの手前で同じように悩みました。
今この記事を読んでいるあなたも、たぶん同じところで止まっていますよね。
- 仕事帰りのトイレ掃除がストレス
- 高額な出費で失敗したくない
- 本体の大きさや音が心配
- すぐ壊れないか不安
私は保護猫のきょうだい2匹と暮らしながら、猫の自動トイレを4年使い、2026年7月には故障も経験しました。
結論から言うと、私は後悔しませんでした。でも、後悔する人がいるのも事実だと思います。
この記事では、4年使って分かった「後悔する人・しない人」の違いと、買う前に確かめたいことを正直にお話しします。
4年使ったわが家の使用環境


自動トイレで後悔するかどうかは、飼っている猫の数や、飼い主の暮らし方によって大きく変わってきます。
そこでまずは、この記事でお話しする内容が、どんな環境での体験なのかをお伝えしておきますね。
わが家は「猫2匹・自動トイレ1台・4年使用」という条件なので、ご自身の暮らしと近いかどうか、比べながら読んでみてください。
保護猫のきょうだい2匹
一緒に暮らしているのは、保護猫のきょうだい2匹です。
保護猫施設できょうだいそろって保護されていたので、寂しくないよう2匹一緒に迎えました。
- 福の神(ふくちゃん):サビ猫の女の子
- 虎太郎(こっちゃん):茶トラの男の子
この2匹で1台の自動トイレを共有していたことが、この記事の前提になります。
使っていた機種と使用年数
使っていたのは、OFTの「CATLINK SCOOPER PRO」です。
本体は当時6万円台で購入し、4年間毎日使いました。
買った理由は、疲れて仕事から帰ってからのトイレ掃除がストレスだったからです。
故障後は手動トイレに
2026年7月、4年使った自動トイレがとうとう動かなくなりました。
故障したあとは、デオトイレを使って、手動で掃除する生活に戻りました。
自動と手動の両方を経験したからこそ、比べてお話しできることがあるはずです。
自動トイレで後悔しない人の特徴


自動トイレを4年使ってみて、「こういう人なら買っても後悔しないはず」と言える特徴が、はっきり見えてきました。
共通しているのは、掃除の手間そのものより「掃除のことを考える負担」がつらい人だという点です。
これから紹介する4つのうち、当てはまるものが多いほど、買ってよかったと感じやすいと思います。
帰宅後の掃除が苦痛な人
仕事から帰ってのトイレ掃除がつらい人は、いちばん後悔しにくいタイプです。
自動トイレは「掃除が楽になる道具」ではなく、「掃除のことを考えなくていい生活」を買う道具だからです。
私も以前は、帰宅して「まずは猫のトイレ掃除しなきゃ」と思うのがストレスでした。
「まずトイレ掃除」のストレスが消えただけで、元が取れたと思っています。
多頭飼いの家庭
2匹以上の多頭飼いなら、自動トイレの良さをより実感できます。
猫が増えるほど、トイレが汚れるスピードも上がるからです。
わが家は2匹でも自動トイレ1台で回り、汚物の回収は週1回のゴミの日だけで済みました。
手動トイレに戻ったころと比べると、その差ははっきりしています。
- 手動に戻ったころ(仕事の日):朝と夜で1日2〜3回
- 手動に戻ったころ(休日):1日4回ほど
- 自動のころ:週1回の回収だけ
休日に回数が増えるのは、家にいるとうんちが目に入って、見て見ぬふりができないからです(2匹いると、なかなかの頻度です)。
掃除が「1日2〜4回」から「週1回」に減るのは、毎日の暮らしでは大きな違いでした。
2匹で自動トイレ1台を使ってきたわが家の体験は、こちらの記事に詳しく書いています。


外泊や残業が多い人
泊まりの外出や残業が多い人にも、自動トイレは向いています。
家を空けている間も、猫がいつでもきれいなトイレを使えるからです。
- 帰りが遅くなっても、トイレの心配をしなくていい
- 私がやらなくても、私以外が汚物を片づけてくれる
- 旅行にも出かけられる
「汚いトイレを我慢させているかも」という罪悪感から解放されるのは、うれしいポイントです。
専用袋のコストが心配な人
「自動トイレって、専用のごみ袋をずっと買い続けないといけないのでは?」と心配な人もいると思います。
わが家が使っていたCATLINKは、市販のごみ袋で十分でした。
専用袋を買い足すコストは、心配しなくて大丈夫です。
- 猫砂:ライオン「ニオイをとる砂 5L」を月1袋
- ごみ袋:市販のもの
ただ、専用袋が必要かどうかは機種によって違うので、ほかの機種を選ぶときは買う前に確かめておくと安心です。
自動トイレで後悔する人の特徴


反対に、自動トイレを買って後悔しやすいのは、どんな人なのでしょうか。
4年使って感じたのは、後悔の原因は機械の性能よりも「思っていたのと違う」というズレにある、ということです。
当てはまるものがあっても、事前に知っておけば防げることがほとんどなので、安心して読み進めてください。
置き場所に余裕がない家
置き場所に余裕がない家では、後悔するかもしれません。
自動トイレは、普通の猫トイレよりかなり大きいからです。
わが家は最初、リビングに置いていました。
大きいものの、丸っこい形で色も白なので、部屋に置いても違和感はありませんでした。
ただ、リビングだと少しニオイが気になったので、小窓のある脱衣所へ移しています。
買う前に、置きたい場所をメジャーで測っておきましょう。
掃除ゼロを期待する人
「完全にお手入れ不要」と思って買うと、がっかりしてしまいます。
自動トイレにも、人の手でやるお手入れが残るからです。
- 汚物回収をサボって引き出しの奥に塊が落下
- 砂をケチって底面に固着
- 猫の向き癖によるおしっこの拭き掃除
- 月1回のドームのお手入れ
「掃除ゼロ」ではなく「掃除が週1回の袋縛りになる」と考えるのが、正しい期待値です。
機械音が苦手な猫がいる家
警戒心がとても強い猫や、体の小さな子猫がいる家は注意が必要です。
機械の音や動きを怖がったり、体重が軽くて合わなかったりすることがあるからです。
うちの2匹は、1週間もしないうちに使ってくれました。
先に入ったのは、度胸のある男の子、こっちゃんです。
心配なら、月額制のレンタルで試せるサービス(mirutoなど)を選ぶのも一つの手です。
アプリ機能が目当ての人
アプリでの健康管理がいちばんの目的なら、慎重に選んだほうがよいでしょう。
スマホ連携は、設定でつまずくこともあるからです。
私はスマホ連携の設定に苦手意識があり、4年間一度も使いませんでした。
それでも困りませんでしたが、設定のしやすさは口コミで確認しておくと安心です。
故障したときの費用の考え方


「壊れたら高い買い物がまるごと無駄になるのでは」と心配している人も、きっと多いと思います。
正直にお伝えすると、わが家の自動トイレは4年で壊れました。
それでも、1日あたりに直すと約44円という計算になるので、私は損をしたとは感じていません。
4年で故障した実際の話
2026年7月のある夜、操作パネルが赤く点灯したまま動かなくなりました。
実は1週間ほど前から、ランプが赤く点滅することがありました。
それでも動いていたので「まあ大丈夫か」と様子を見ていたら、その日が来てしまったんです。
再起動もセンサーの掃除も効かず、その夜の修理はあきらめました。
猫のトイレは一晩も待ってくれません。
入り口を紙でふさいで、取っておいたデオトイレを出し、足りない砂とシートをドラッグストアへ買いに走りました。


1日あたり約44円の計算
4年で壊れても、1日あたりの費用はそれほど高くありませんでした。
約65,000円(当時の実費)÷ 4年(約1,460日)
= 1日あたり約44円
※価格は購入当時のものです
1日44円で「トイレ掃除のない生活」が買えていた、ということになります。
もう一度買うと決めた理由
壊れたとき、私はもう一度自動トイレを買うと決めました。
手動の掃除の日々に戻ってみて、自動トイレのありがたさを改めて感じたからです。
手動のころ、いちばんつらかったのは、家事をひと通り終えて、やっと座ったときでした。
ふと、うんちのニオイが漂ってきます。
一瞬「気のせいかな」と自分をごまかしますが、気のせいではありません(経験者は語る)。



なぜか猫って、忙しいときや、ご飯を食べようとしたときに限って、うんちをするんですよね…。
一度座ったのに、「やらなきゃ」と腰を上げる。これが地味にこたえます。
疲れて帰ってきた夜に、トイレのうんちを見て「まずは掃除しなきゃ」と思うときも同じです。
だから私は、もう一度自動トイレを買うと決めました。これが、4年使った私の答えです。
次に選んだ自動トイレと、その理由は、こちらの記事に詳しく書いています。


買う前のチェックポイント


ここまで読んで「自分は後悔しない側かも」と感じた人も、買う前にいくつか確かめておくとより安心です。
どれも、届いてから気づくと取り返しにくいことばかりです。
購入ボタンを押す前に、次の4つだけはチェックしてみてください。
設置場所のサイズ
まずは、置きたい場所の広さを測りましょう。
本体の大きさに加えて、猫が出入りするスペースとゴミ引き出しを開けるスペースも必要だからです。
商品ページのサイズ表と見比べておくと、置けなかったという失敗を防げます。
そして、意外と見落としがちなのが届いたときの箱の大きさです。
本体のまわりを発泡スチロールが囲み、それが四角い段ボールに入って届くので、思っていたよりも大きな段ボールで届きます。
- 玄関から置き場所までの廊下の幅
- 途中にあるドアの幅
- 廊下がせまいなら、玄関で箱から出して運ぶ
猫の体重と性格
次に、猫の体重と性格を確認しておきましょう。
機種ごとに使える猫の体重の目安が決まっていることが多いからです。
OFTの公式サイトで公開されている取扱説明書では、猫の体重が1.5kg以下だと反応しないと書かれています。
体重の目安は、必ず公式の情報で確かめてください。
性格面では、慣らし方のひと工夫で入りやすくなります。
わが家では、前のトイレの、自分たちのニオイがついた砂を少し混ぜて入れました。
猫は「自分のニオイがする場所=トイレ」と覚えやすいからです。
湿気の少ない置き場所
サイズと同じくらい大事なのが、置き場所の湿気です。
わが家は、ニオイ対策で小窓のある脱衣所に置いていました。
静かで、人がいないときは暗いので、猫も落ち着いて使えていた様子です。
ただ、脱衣所はお風呂の湯気が入る、家の中でも湿気の多い場所です。
4年で壊れた原因が湿気だとは言い切れませんが、寿命を縮めた可能性は否定できないと思っています。
自動トイレは「家電」です。次は、湿気の少ない玄関ホールに置くことにしました。
故障したときの代わりのトイレ
最後に、故障したときの代わりのトイレも考えておくと安心です。
自動トイレは機械なので、いつか壊れる日が来るからです。
わが家は故障した夜にデオトイレを用意し、2匹とも使ってくれました。


猫の自動トイレのよくある質問


自動トイレを買う前に、多くの人が気になる疑問をまとめました。
4年使った経験から、カタログには載っていない本音でお答えしていきます。
くわしく知りたいところは、関連記事もあわせて読んでみてください。
自動トイレの動作音の大きさ
わが家では、隣の部屋で寝ていても、夜中に音で起きたことは一度もありませんでした。
- 小さな「ウィーン」というモーター音
- 回るドームの中で砂がさらさら流れる音
- 最後に汚物がコロコロと落ちる音
ただ、私は眠りが深く、音に敏感なほうではありません。音が気になる人は、寝室から離して置くと安心です。
ニオイ対策の実際
わが家は、ライオンの「ニオイをとる砂」と週1回の回収で運用していました。
それでも汚物をためるトレイは密閉されていないので、夏場にたまってくると少しニオイがしました。
もう1つのニオイの元が、猫のおしっこの「向き癖」です。
砂はドームの真ん中に丸くたまるので、砂が少ないと、向きによっては砂のないところにおしっこがかかることがあります。
時間がたつとそこがにおってくるので、見つけたら拭き掃除をしていました。
使っていた猫砂の種類
使っていたのは、ライオンの「ニオイをとる砂 5L」です。
2匹で月1袋のペースでした。
猫が慣れるまでの期間
うちの2匹は、1週間もしないうちに2匹とも使い始めました。
前のトイレの砂を少し混ぜたのも、よかったのかもしれません。
お手入れの頻度
お手入れは、週1回の汚物回収と月1回のドームのお手入れが基本でした。
そのほか、猫の向き癖でおしっこがかかったところを、時々拭き掃除していました。
故障したときの対処法
わが家では、猫が入らないよう入り口を紙でふさぎ、その夜のうちにデオトイレを用意しました。
くわしい手順と買ったものは、記事2にまとめています。
まとめ 後悔を分けるのは期待値


猫の自動トイレで後悔するかどうかは、買う前の期待値で決まると私は思います。
- 掃除ゼロを期待すると後悔
- 週1回の袋縛りと理解すれば満足
- 設置場所と搬入経路は事前にメジャーで計測
- 置き場所は湿気の少ないところに
- 4年で故障でも1日約44円
- 故障時の代わりのトイレも準備
「自分は後悔しない側だ」と感じたら、あとは置き場所を測って、機種を選ぶだけです。
私の4年分の本音レビュー(デメリット6つも全部書いています)は、こちらの記事にまとめました。


毎日のトイレ掃除から解放されて、猫との時間をもっと楽しんでくださいね。




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